1年9ヶ月ほど前に太陽光発電を屋根に載せたマイホームが完成し、それ以来日々の発電量や毎月の光熱費などこのブログで記録し続けていますが、先日よく読ませていただいている馬淵さんのブログしあわせデザイン研究所で私のブログを紹介いただけました。
現在、「オール電化と太陽光発電の相性は?」という記事を連載されているんですが、その中で実際の設置実例ということでご紹介いただいています。
ありがとうございます。
「オール電化と太陽光発電の相性は?(その4)」ではオール電化と太陽光発電を併用して元が取れるのか?ということについて書かれていますが、今回はそのあたりのことに関して私が思うことを書いてみたいと思います。

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まず、今回の馬渕さんの試算によると、
前提として、設備は、容量が大きければ大きいほど、1kwあたりの設置費は割安になりますが、一般的には4.kw.の発電容量が多く採用されているようですから、それで試算します。
【初期費用】
=機器代金+工事費―助成金=200万円
【メンテナンス費用】(30年使用とする)
=パワーコンディショナーの10年ごとの補修or交換=38万円/30年
*補修費=4万円×2回、交換費=30万円×1回
【光熱費削減分】
=自家消費による削減分+売電による収益=15万円/年
*ガス併用→オール電化にすることで光熱費全体の削減分も含む
【初期費用】+【メンテナンス費用】」÷「年間の光熱費削減分」
=「元が取れる年数」となりますから、
(200+38)÷15=15.8年となります。
ということで、16年ぐらいかかるということです。
「オール電化と太陽光発電の相性」というテーマでかかれているからだとは思うのですが、【光熱費削減分】の中にガス併用からオール電化に切り替えた分の削減分を含めてしまうのはどうかなと思うのです。
現在オール電化だけどリフォームで太陽光発電を載せようか検討しているとか、オール電化にしようと決めてはいるんだけど太陽光発電をどうしようか検討中という方にとっては、純粋にオール電化の状態から太陽光発電を取り付けた場合のその太陽光発電部分だけで元が取れるかどうかを知りたいんじゃないかなと思うんです。
そうして考えると当然元を取るには15.8年以上にもっとかかるということになります。
私が太陽光発電をつけるかどうか検討したときに漠然と考えていたメリットとしては、
・発電して余った電気は売れる(ひょっとして儲かる?)
・環境貢献ができる
という2点でした。
では実際に住み始めてみてそれがどう変わったかというと、
・元は取れる"かもしれない"(儲かると言えるほどまでにはならないだろう)
・環境貢献ができている(自己満足?)
という感じでしょうか。
そして導入前にはあまり考えていなかった隠れたメリットもありました。

わが家はシャープ製のシステムなんですが、太陽光発電の発電状況などを表示するモニターにはリアルタイムな発電量と共に消費量も表示されます。
発電していない夜でも現在家全体でどれだけの電気を消費しているのかというのが表示されるんです。
このモニターを見ていると、特に電化製品を何も使っていない場合のベースとなる消費電力(待機電力など)がわかるので、それ以上の数字が表示されているとどこかで何かが動いていることもわかりムダを見つけやすいんです。
さらには時間別、日別、月別といった発電量や消費量も確認できるので、昨日よりも今日はやけに多いなとか少ないなとか、同じように先月と比べてとか、前年同月と比べてということが比較的容易にできてしまうんです。
こうして調べた結果を毎月このブログで公開しているんですが、こうして日々の消費電力を定点観測するだけで節電意識というものがかなり違ってきます。
入居して間もない2007年の1月2月というのは電気代がどの程度になるのかわからないのであまり気にせず暖房していたんですけど、思っていた以上の電気代の請求だったので節電しようとした時に最初に確認したのはやはりこのモニターでした。
わが家の場合はこのモニターなしにゼロハイム(光熱費ゼロ)は難しかったと思います。
また、時間別の消費電力が見られるということでいろんな節電アイデアも思いつき、このブログでもいくか紹介しています。
自分でもここまで調べるバカもなかなかいないんじゃないの?と思ってるんですけどね。
興味がある方は考察・検証カテゴリの記事をご覧いただければと思います。
ということで、太陽光発電で元が取れるのかどうかというのには節電に対する意識改革の効果も考慮に入れるべきだと思うのですが、それを数値として表すのは難しいですね。
今回の記事の補足を書きました。
あわせて読んでいただけると幸いです。⇒「太陽光発電の隠れたメリット 補足」